債務整理でギャンブルの借金を解決!依存症の治療方法も紹介

「借金をした理由がギャンブルだと債務整理できない」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、実は正確な情報ではありません。

ギャンブルが理由だと問題があるのは自己破産のみで、任意整理や個人再生なら借金の理由は問われません。

また、ギャンブルの借金も裁判所の裁量で自己破産を認めてもらえるケースがほとんどなので、あきらめる必要はありません。

ギャンブルでできた借金も債務整理で解決できる

債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」といった種類があり、任意整理や個人再生なら借金をした理由は問われないので、ギャンブルの借金でも問題なく整理できます。

一方、自己破産には「免責不許可事由」という、自己破産を認められない条件が定められています。

ギャンブルでできた借金は免責不許可事由に当てはまるため、原則として自己破産できないことになっているのです。

しかし、免責不許可事由に当てはまる場合でも、反省していることを示し誠意をもって手続きを行えば、「裁量免責」として裁判所に自己破産を認めてもらえることがほとんどです。

ただし、自己破産には財産がない人がとる「同時廃止」と、財産がある人がとる「管財事件」という2種類の手続きがあるのですが、免責不許可事由がある場合は財産がなくても管財事件になります。

管財事件では「破産管財人」がつくのですが、裁量免責を認めるかどうかの判断も主に破産管財人によって決められるため、免責不許可事由があると管財事件になるのです。

管財事件は同時廃止よりも費用が高く、期間も長くなるので、その点は覚えておいてください。

ギャンブル依存症の場合は債務整理に加えて病院で治療を

ギャンブルで借金をつくってしまった原因がギャンブル依存症である場合は、専門の病院で入院治療を受けて治すことができます。

「ギャンブルをやめなければ」と思っているのにやめられない場合や、ギャンブルをしないとイライラしてうまく生活できない場合、手段を選ばずにギャンブルをしたくなってしまう場合は、ギャンブル依存症である可能性が高いので、ギャンブル専門外来のある病院に相談してください。

ギャンブル依存症の治療としては、入院して集団精神療法を受けることになります。

ルールに従って規律ある生活を送りながら、学習会やミーティング、スポーツなどの健康的な活動に従事することで、ギャンブルに頼らなくても大丈夫な状態にもっていくことができるのです。

まとめ

債務整理の中でも任意整理と個人再生では借金の理由が問われないので、ギャンブルの借金も問題なく整理できます。

また、自己破産ではギャンブルの借金は免責不許可事由にあたりますが、実際には裁判所に裁量免責を認めてもらえることがほとんどです。

なお、借金をつくった原因がギャンブル依存症の場合は、ギャンブル専門外来のある病院で治療することができます。